マーケティングの仕事って、正直辛い。正解がないから。

こんにちは。アラサーマーケターのKT(@kt_mkage)です。

仕事は何しているの?と聞かれてマーケティングですって答えると、ちょっとカッコいいと思ってもらえる(かもしれないし、ただの勘違いかもしれない)。

でも、正直つらいと思うこともあります

マーケティングの仕事には正解が存在しない

マーケティングの仕事って辛いな、と思う最大の原因は、仕事に正解がないということ。

例えば、経理の仕事とか、法務の仕事って、基本的に正解があるものだと思います。実際にやっている方からすれば、そんなことはないと言われるかも知れないけれど。

でも、マーケティングの仕事って、それ以上に正解がない。

例えば、「20代女性の来店客数が下がっているから、何か挽回する企画を!」などというお題は日常的にありますけど、それに対するこれ!という正解が存在しない。

働く女性が気軽に食べられる新商品を作ってみるとか、店内にインスタ映えするスポットを作ってみるとか、駅前に広告を出すことも、Twitterでプレゼントキャンペーンをやることもできる。

新商品を作ってみるとしても、いろんな方向性が考えうるわけで。

どれも課題の解決に近づくという意味では正解かもしれないけれど、最も効果的な策はどれ?と言われると簡単に判断できるものではありません。

あるいは、まだ思いついていない中に、アイデアがあるかもしれない。雲を掴むような話です。

時間いっぱい考えて、考えつくすしかない

でも、最終的には何をするのか決めなければいけないから、制限時間いっぱいまで考えて、出てきたアイデアの中で、ベスト(だと思えるもの)に決めるしかない。

つまり、私が感じるマーケティングの仕事の一番の辛さって、見えない正解を追い求めて常に考え続けなければいけない、アイデアを出し続けなければいけない、ということなんです。

これは「マーケターは自分自身をクリエイターだと自覚したほうがいい」でも書きましたが、マーケターに本当の意味での休みなんかないし、労働時間も関係なく、通勤中も、布団の中でも、頭は悩み続け、働き続けていたりするわけで。

USJを再建させたかの著名なマーケター・森岡毅氏も、予算がない中で集客目標を達成するための施策を何百とボツアイデアを積み重ねながら、産みの苦しみと絶望の中、眠りに落ちていた午前2:34、夢に出てきた映像から「後ろ向きに走るジェットコースター」のアイデアが降りてきたと言います。(後にアトラクションの待ち時間日本記録を塗り替える大ヒットとなります。詳しくは下記の書籍で。)

ちなみに、読み物としておススメですが、マーケター必読の森岡本といえば、間違いなくこちらですね。

マーケティングの本質が詰まっています。私がこれまで読んだマーケティング関係の本の中で最も腹落ちした良著です。

そういう産みの苦しみの覚悟ができない人や、放棄してしまう人には、マーケターという仕事はおすすめできないかも知れません。

不正解もあるし、もっと良い正解に気づくこともある

そうやって絞り出して選択されたマーケティングの打ち手が大正解だったのか、ちょっと正解だったのか、不正解だったというのは、基本的に後になって分かります。

新商品がどれくらい売れた、キャンペーンの効果で来店客数がどれくらい増えた、というような結果が出て初めて、それが判断できるわけです。

当然不正解で、思った通りの結果がでないことだってあるし、競合のキャンペーンがヒットしていて、「なんでそのアイデア、出てこなかったんだろう」と悔しい思いをすることも、決して珍しくありません。

大正解だったときの達成感・優越感は半端じゃない

今回は私が感じている、マーケティングの仕事の「辛さ」について敢えて焦点を当ててみましたが、もちろん辛いだけではありません。

特に、考えに考えて、産みの苦しみ的なものの先に、大正解だったとき(商品やキャンペーンが大ヒットしたとき)の達成感・優越感は半端じゃありません!

自分の考えたアイデアが世の中に受け入れられて、皆が喜んでいる、楽しんでいる。こんなに嬉しく、やりがいを感じることが他にあるんだろうか。

マーケティングの仕事の面白さについては、改めて書いてみようと思います。

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