WEB業界ばかりマーケティングが語られる風潮って何なの?

こんにちは。アラサーマーケターのKT(@kt_mkage)です。

マーケティングというのは、顧客志向で行うビジネス活動の全てなのですが、どうもWEB業界でばかり使われる傾向があるようです。

マーケティングはWEB業界ばかりのものじゃないのに。

WEB業界でマーケティングという言葉が使われる理由

本屋でマーケティングのコーナーを眺めると、WEB系のマーケティングに関する本が本当に多いです。

おそらくその理由は、WEB業界の特徴にあります。

WEB業界はデータが豊富

WEB業界は特別なことをしなくても、アクセス数、滞在時間、離脱率、クリック率、コンバージョン率(成約率)などのデータが豊富に集まるという特徴があります。

それだけデータが集まれば、自社(自サイト)の課題も当然見えやすくなりますよね。

消費財業界やサービス業界で同じことをしようと思ったら、きちんとマーケティングリサーチをしたり、データ収集の仕組みを構築しなければなりません。

WEB業界は手を打ちやすい

また、WEB業界には、課題に対するアクションを取りやすいという特徴があります。

消費財業界では、パッケージデザインを変えるだけでも相当な工数が掛かりますし、サービス業界でも、現場のスタッフのオペレーションを変更するのは、なかなか手のかかることです。

それに比べると、WEBページのコンテンツを変えることは、それほど手間もかからず、非常に簡単です。

同じページを2種類用意し、どちらが良かったのかを検証する(いわゆる、ABテスト)なんてことも簡単に出来るわけです。

アドテクの進化

もう一つ、WEBマーケティングと切り離せないのが、アドテク(アドテクノロジー)の存在です。

アドテクとはつまり、広告配信の技術のこと。

テレビCMの場合だと、同じ時間帯に同じチャンネルを見ていれば、そこで流れる広告も同じです。

しかし、WEBの場合は、同じ時間に同じページを見ていても、閲覧している人に合わせて出てくる広告を変えることが出来ます。

つまり、テクノロジーによって、サイトの内容や、サイトを訪れた人の属性、過去のWEB閲覧履歴から興味関心を分析し、効果の高い広告配信が出来るわけですね。

これだけデータが豊富に集まり、かつデータに基づいてコンテンツを改善したり、効果的な広告配信が出来るという点が、WEB業界でマーケティングという言葉が盛んに使われる理由ではないかと思います。

データ=マーケティングではない

確かに、WEB業界でマーケティングという言葉が盛んに使われるのは理解出来ます。

でも、データがあるからこそマーケティングが出来るというのは、まずもって間違いです。

例えば町のラーメン屋には、モノ好きな店主でない限り、顧客データなど存在しないでしょう。

でも、店主の感覚で、

近くに大学があるから、学生証提示で替え玉無料にすることで、学生客の取り込みを狙う

というマーケティングアクションは可能ですよね。

もちろんそこにデータの裏付けがあれば、そのアクションが成功する確率は上がるでしょう。

しかしあくまでも、データは、マーケティングの精度を上げるための補助的な存在であって、マーケティングの本質ではないのです。

マーケティングの本質は顧客志向であって、そこにマーケティングデータの有無や、業界は関係ありません。

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